総理大臣に何度も推薦されるも断り続けた西郷どんの弟
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第43回 ~西郷従道(つぐみち)
○日柱の干支:「丙辰」(ひのえたつ)
これは「春」の「太陽」を表す。寒い冬を終え、優しく照らす太陽で雪を溶かし、草花を芽吹かせる…そんなイメージだろうか。春の太陽のように、従道は優しく人に元気を与える存在だったのだろう。
従道が明治政府で活躍していた際、政府が地租改正案を出したことに国民は大反対。それまでは石高に応じて年貢を支払うシステムだったが、その年の景気に関係なく、地主は地価の3%をお金で支払うことになったので、なかなか議会を通らなかった。兄・隆盛同様、おおらかな性格だったと伝わる従道。伊藤博文が反対者を帝国ホテルに集めて説明を行った際、遅れて到着した従道は、聴衆の間を何度も丁寧に礼をしながら通り、自分の席に着くと改めて聴衆に向かって深く頭を下げたという。その姿は壇上の伊藤以上に聴衆の心を動かし、案が賛成に向かうきっかけとなったというエピソードも残る。知らぬ間に人に影響力を与えている…そんな存在だったのだろうか。
同様に、日柱に「丙辰」をもつ有名人として、上戸彩や高橋一生がいる。
知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手
行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる
人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。
自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。
遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。